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アクシス・ネット技術コラム

技術コラムを連載でお届けいたします。
「ケースレー428−PROG型電流電圧変換アンプのエミュレーション・モード搭載したA4280高速電流電圧変換アンプ」の開発現場より、不定期でお送りします。
技術コラム : 色素増感太陽電池のIV測定
投稿日時: 2010-11-30 0:02:19 (1673 ヒット)
色素増感タイプの太陽電池は、まだまだ研究段階のものが多く
大きさも数mm□−1cm□で 発電量の測定範囲も
電圧 1V 以下 電流10mA 以下になることがほとんどです。

色素増感太陽電池では、 IPCE特性を測定するには大変高額な
装置が必要ですが、キセノンランプを使用した一般的な太陽電池の
評価システムでも測定評価が可能です。

測定のポイントは、

1)計測電源では、4端子測定により電圧100μV 電流100pA分解能で測定ができます。
実質的には、誤差 200μV 100nA 程度の測定が可能です。

2)シャッターの開閉もソフトでコントロールし、測定タイミングを設定できることが重要です。
光が照射されてから、50ms-100msの遅延時間が設定でき、測定時間も15s-25sに設定できる必要があります。

3)IV測定の電圧印加の方向でヒステリシスが発生します。
往復スイープにより平均値でパラメータ計算をする。

4)泥臭い話ですが色素増感の試作品では、ITOなどの透明電極が使われますが、
電極にうまくコンタクトできるがどうかで測定結果が大きく変わります。

直列抵抗が数10Ωで接触抵抗10Ω程度あると効率も曲線因子FFも低く出てしまいます。

適正な治具で良好なコンタクトを確保し、測定条件を調整しやすいソフトで計測電源(ソースメータ)で
測定することが色素増感太陽電池の性能評価には重要です。

アクシス・ネットは、治具製作も含めた総合評価システムを提供します。

【関連記事】
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投稿者: ueda


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