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アクシス・ネット技術コラム

技術コラムを連載でお届けいたします。
「ケースレー428−PROG型電流電圧変換アンプのエミュレーション・モード搭載したA4280高速電流電圧変換アンプ」の開発現場より、不定期でお送りします。
技術コラム : 泳動電源
投稿日時: 2019-11-20 10:52:41 (784 ヒット)
バイオの計測では、溶液中のサンプルをセンサーに呼び込むため
電圧を印加する場合があります。もちろん検出部に影響を及ぼさないように
差動でローノイズであることが、重要になります。
nAの計測で従来のスイッチング電源ではノイズに埋もれて信号の検出ができません。
ましてや、トンネル電流レベルのpAの計測に使用するには、
バッテリー並のローノイズは必要です。
携帯用装置として、全体をバッテリー駆動とするのはありかもしれませんが、
長く使用すると、バッテリーは電圧が変化していきます。
容量をでかくすると、重くなって携帯には不向きですし充電に時間がかかりそうです。
小型ローノイズの電源で 更に電流制限がかけられる必要性があります。
電流もμA単位で制御し、たとえば、正確にDCや方形波で流せる電流制御の電源も
泳動には必要になります。
測定するサンプルにもよりますが、泳動電源と電流アンプはバイオ計測の基本技術です。


ここでも、アナログ技術が開発のキーになります。
投稿者: axis


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