技術コラム : 虫の知らせ 閑話休題
投稿日時: 2019-11-20 10:50:33 (552 ヒット)
新しく開発した装置やシステムで 初めてお客様がデータを取る時 何だか知らぬが悪い予感がする。 ![]() 社内のテストでOKでも、現場で想定外のデータが 出たりトラブルが起こることがある。 最終的に原因がわかり納得できるまで お腹の中の三虫が騒いでいます。 もともと、腹の虫(三虫)は人間の体内にいて その人の悪行を天帝につげ口をする虫です。 トラブルがあったときエンジニアは、何か見落としが無かったかと 頭の中で思いを巡らせます。 トラブルの原因を探り、対策をする。 どれだけの部品と時間が必要かを必死で考えます。 お客様への言い訳を考え、お互いに非が無い事に落ち着けようとします。 お客様に、『まあ仕方がないね。うちも無理を言ったし』と言ってほしい。。。 虫の知らせは、ある程度経験をつみ、意識の外で何か異常を感じているときに 起こるのであれば、そのエンジニアは、かなり修行をつんでいるはず。 事前にすべてがわかり、毎回トラブルもなく三虫もいなければ 仙人のようなエンジニアになれます。 ![]() |
投稿者: axis
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