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技術コラムを連載でお届けいたします。
「ケースレー428−PROG型電流電圧変換アンプのエミュレーション・モード搭載したA4280高速電流電圧変換アンプ」の開発現場より、不定期でお送りします。
技術コラム : 初めてのトキメキ
投稿日時: 2020-7-14 11:16:42 (549 ヒット)
最初に、食べてこれはうまいと思ったものが
何度か食べているうちにそれほど おいしくないと感じてしまう。
グルメの世界では舌が肥えたというのかもしれません。

ただ、思い出の味で最初食べたときの感動が、2度目では
それほど、おいしいと思わないということがあります。

時が経って味が変わった、体調の違い(空腹か満腹か)
いろいろなパラメータも変化します。

もしくは、過去の経験が美化され、現実の味が思い出の味を超えない。
思い込みバイアスがかかっています。

もちろん一つの味にこだわり、何十年も食べ続けている人もいます。
人生で一番食べたものは、王将の餃子かもしれません。
学生時代から、食べ続けています。
10代の空腹には、最高のごちそうでした。
仲間とワイワイ言いながら食べた記憶もあり、
人生最高のごちそうであったと思います。
今でも、思い出の味として、時々食べています。

技術の世界でも、初めて見たものは強く印象に残り
新しいものが次々に出てくるとよほどのことがない限り
途中の製品は忘れがちです。

長いエンジニア人生で、初めてみた計測器では
デジタル・オシロ と ソース・メータが強く記憶に残っています。


30代までは、デジタル・オシロを知らず アナログオシロで波形を見るだけでしたが
初めてデジタル・オシロを使ってみると、いろいろなトリガ条件で単発信号が保存できる。
なんと、ラクチンな計測器。

ソースメータは、電源とDMMが一体になっただけとも違うし、
電圧と逆向きの電流の意味が分からずどうやって使うのという感じでした。

使い方がわかると、ソースメータでしか測定できないものがあり、
取り合えず、DMMで難しければソースメータとなりました。
太陽電池がブームになった時は、毎日IVカーブを測定していました。

30代は、デジタル・オシロで生活をしておりました。
40代では、ほぼソースメータで暮らしていました。
オシロやソースメータは、今でもシステムに組み込みますが
最初に組んだ時のトキメキがありません。

まあ、仕事にトキメキは必要がないのですが面白さが半減してしまいます。
経験を積むことは、失敗が少なくなるかもしれませんが
ドキドキ感もなくなっていそうです。
この感じは、食べ物と同じような気がします。


筆者も年を取るにしたがい、いろいろなものを食べてきたことにより
並んでまで食べたいものが、あまりありません。


25年ほど前、部下の実家が沖縄のマンゴ農園で送ってもらった完熟マンゴを
食べさせてもらったときは 今まで食べたことがない甘さとおいしさに大感激、
金を払うから売ってくれとお願いしました。

今、沖縄から毎年完熟マンゴを送ってもらってます、おいしいのですが
最初に感じた味とは、違うと感じてしまいます。

エンジニアは、常に新しいものに挑戦し新しい味にトキメク人種のようです。
投稿者: axis


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