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技術コラムを連載でお届けいたします。
「ケースレー428−PROG型電流電圧変換アンプのエミュレーション・モード搭載したA4280高速電流電圧変換アンプ」の開発現場より、不定期でお送りします。
技術コラム : お金と電気
投稿日時: 2021-6-23 14:04:01 (563 ヒット)
皆が欲しいもの1番は、とにかくお金ではないでしょうか。
毎日、いくらかはお金を使いますが、お金とはなんでしょうか?

毎日コロナのニュースで 時短や雇止め 補助金の話が溢れています。

お金をありがたがるのは、もちろん人間だけです。
人間以外の動物をお金で買収できません。

まあ、わずかの例外を除き動物はお金にありがたみを感じません。
カラスは、光るものを集める性質があるのでお金を持っていくかもしれません。
鹿やヤギは、お札を欲しがります。(食べ物としてですが)


同じ紙でも、コストで考えるとほぼ同じなのに印刷が違うと
1000円 5000円 10000円と価値が違います。
お金とは、人間のみが かかるよくできた催眠術のようです。


昔、アメリカ人に大阪 箕面のサルは100円やったら自動販売機で
ジュースを買うと言ったら私のこと疑い
ぜひそのサルを見たいと言い出しましたが
箕面に行く時間がなかったので、私を信じないのか、私の上司に箕面のサルは
自販機でジュースを買うのかと尋ねると

上司は、箕面のサルは500円玉で買っておつりを持っていくと説明していました。
他のエンジニアも箕面のサルは腹巻に財布を入れているとか言い出します。

この話は、昔の大阪ではあるあるとノリの良い話だったのですが、
最近の世情ではこんなのんびりした与太話は全くうけません。

ここで、少し真面目な話ですが、世の中に何の仕事もなくジャブジャブにお金を入れると
どうなるでしょう?
結論は、お金の価値が下がり何も買えなくなります。

お金とは、多くの人の間を動いてこそ価値を生みます。
多額のお金が速く動くものであるからこそ、多く貯めることに価値が生まれるのです。
量も大事ですが速度も重要です。量が経済規模で 速度は景気です。
だから、補助金は国が出した後どれだけ早く税金で回収できるかが問題なのに
どれだけ支給されるかしかニュースになりません。

また、経済とは無駄の連鎖がどれだけ続くかで、使った金が一回で止まると
無駄金(死金)となります。金は天下の回り物です。


よく、小学校で電気の話を水に例えて電圧は水位 電流は水の流れと教えることがありますが
電気をお金に例えると、
電圧は所持金で 電流はキャッシュフロー(使う金額) 抵抗(節約で衝動買いを抑える気持ち)
の方が説明しやすいのではと思ってしまいます。
電池は、間違いなく預貯金で コンデンサは、タンス貯金 コイルはカード払い(支払いが少し遅れる)と
なるのではないでしょうか。

交流では、金が入ってきたりすぐに出て行ったりで 稼いで返す自転車操業?
バブリーな電子マネーは、速度が超高速なので価値がすぐ跳ね上がり暴落も超高速
なので高周波のパルス応答と思ってしまいます。

話がややこしくなりましたが、筆者の人生目標は解脱して仙人のようなエンジニアなので
お金のことは気にせず生きて行きたいと願っています。

これを言うと、お小遣いを減らされるので家では極秘事項です。

投稿者: axis


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